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「好きなことを仕事にする」時の仕事の選び方

「好きなことを仕事にする」時の仕事の選び方
おしめ
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前回は「好きを見つける方法として書きました。

今回は前回分類した

  1. かなり好き
  2. そこそこ好き
  3. どっちでもいい
  4. あまりやりたくない
  5. 何が何でも嫌だ

これに関して何を仕事として選ぶか
という部分です。
今回はこのような目次でやっていきます。

結論「そこそこ好き」が最も仕事になる

 手っ取り早く結論からいくと

「そこそこ好き」が最も仕事になりやすい

「え、、かなり好き」が仕事になるんじゃないの??
そう感じた方、もちろん「かなり好き」でできないわけではないです。
理由と注意点を順番に述べます。

「仕事」とは 

まず仕事とは何かを自分に問いただしてみてください。
僕は仕事についてこう捉えています。

「仕事=誰かの悩みを解決すること」

皆さんは欲してもいない商品を買いますか?
例えば、家に冷蔵庫があって何不自由ないのに

「この冷蔵庫は最新型で今までのタイプより冷えも早くて省エネなんです、ぜひあなたのお宅にどうでしょう?」

なんて言われても買う人少ないですよね?

しかし逆に引越ししたばかりで「冷蔵庫買わないとなぁ」と悩んでいる人には冷蔵庫は売れるんです。

それはつまり

悩み「冷蔵庫が必要だ」=解決法「ぴったりな冷蔵庫がありますよ」

という悩み解決になっています。
悩み解決のその対価としてお金を貰うんです。

だからこそ相手のニーズや要望に柔軟に応えられないと
いくらあなたがそれを好きであっても
いくらあなたの技術や商品が素晴らしくても誰も要らないんですよ。

だから重要視してほしいことは自分のやろうとしている事が

誰のどんな悩みを解決するのか

その部分に気をつけて考える事が重要になります。

1の「かなり好き」を仕事にした場合

では「かなり好き」を仕事にした場合を解説します。
この「かなり好き」の分類の仕方は

「このことを考えるとワクワクする」
「何としても自分がやりたいし指図も受けたくない」

でした。

これを選ぶとはっきり言って当たり外れが大きいです。
自分のモチベーションは文句なしの最高潮です。自分の好きな事ですからね。
自分が仕事をする分にはいいのですが相手の気持ちがそこにない場合があります。

そして特にこの「何としても自分がやりたいし指図も受けたくない」の部分に関して
相手の悩みを解決するということは思い通りにできない事が多々あります。

自分は「あの人にこれが求められている」と心を込めて楽しくやった仕事でも
相手からすると「求めてるのはこんなものじゃないです」と一蹴される事もあります。

それを繰り返せば繰り返すほど好きだった事が嫌なことに変わる事もあります。
自分のこだわりと相手のニーズが真っ向からぶつかる事が多いのがこのケースです。

2の「そこそこ好き」を仕事にした場合

次は「そこそこ好き」を仕事にした場合を解説します。
この「そこそこ好き」の分類の仕方は

「熱中してやっている時がある」
「依頼されても全く苦にならない」

でした。

これを選ぶと対応の柔軟性とモチベーションのどちらも保つ事ができます。
先ほどの「かなり好き」ほどのこだわりはないため
「もう少しここをこういう風に修正してほしい」という要望にも応えられるし
そこそこ好きだからこそやっていても苦にならない。

自分の中の感情と折り合いがつけやすく悩む暇も少ない

これが2のケースの最大のメリットです。

3~5の「好き」以外の場合

ここはそもそもの「好きを仕事にする」から趣旨は外れますが一応解説します。

3「どっちでもいい」に関しては無難ですが無難故に喜びもありません。
自身の中から「まぁこんなものか」という感情が最も見えやすくモチベーションも上がりません。

4、5に関してはもはや仕事にすることは絶対辞めた方がいいです。
ここは自分でやるぐらいなら外注してください。
自分でやると自分のモチベーションや自己肯定感がどんどん下がります。悪循環しか起きません。
自分にとって嫌いな仕事でもそれを好きな人は世の中にたくさんいます。

どうやって自分で自己肯定感を上げるか、自己肯定感を保つか

その一点に集中した方が明らかに気持ちも収入も安定します。

僕の体験談

僕も当初「好きなことを仕事にしたい」と勢いでフリーランスになり
「かなり好き」に該当する動画制作や3Dキャラ制作を行いました。

依頼側としてはお金を払っていたり仕事を持ってきた部分があるので当然なのですが
「かなり好き」だからこそ自身の中のこだわりが捨て切れませんでした。
制作した動画やキャラが自分の作品のようになってしまって
それに対して「もっとこうした方がいい」「ここをこう変更してほしい」という要望が
まるで圧力をかけられるような言葉に感じ取ってしまっていました。

このこだわりとニーズの折り合いがつかずうまくいかなかった部分や
信用を失った部分や迷惑をかけた部分が多々あります。
正直当時の僕の考え方は甘かったなと感じています。
「かなり好き」への強いこだわりを捨てると好きだったものが嫌いになるんです。

逆に「そこそこ好き」に該当するシステム開発に対して
「自分は『好き』でこの仕事をやっている」と自覚して取り組むと
すぐに成果が出て気持ち的にも収入的にも安定しました。

できれば皆さんには僕と同じ失敗をしてほしくないなぁと感じてこれを書いています。

そうは言っても「かなり好きを仕事にしたい」

この気持ち分かりますよ。僕も同じ気持ちですし出来ないとは言いません。
どうしてもこれを仕事にする場合は自分の中で

「やる仕事」と「やらない仕事」を決めてください

先ほど自分のこだわりと相手のニーズが真っ向からぶつかる事が多いと書きました。

しかし動画制作を例にしますがこんなのはどうでしょうか?

イベントのこの部分の動画制作をお願いしたいです。
中身はあなたにお任せします!!

これだと相手のニーズを満たしながらも自分のこだわりを貫けますよね?

実際、僕も「かなり好き」の動画制作の仕事を何件か受けました。
今では「やる仕事」と「やらない仕事」を決めています。
正直このルールを作ってから随分と仕事が楽になりました。

まとめ

「好きを仕事にする」際の選び方として述べてきました。

「そこそこ好き」を選ぶと柔軟に対応できかつ自己肯定感も上がり安定しやすい
「かなり好き」を仕事にしたい場合はルールを決めること
嫌いだと感じる仕事をやる必要がある場合は外注を考えること

以上が僕の経験から伝えられることです。

一度の人生です。好きなことを仕事にして毎日楽しんで笑って過ごしましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

ABOUT ME
おしめとおぱい
おしめとおぱい
おしめ: SE、クリエイター / おぱい: サロンオーナー、劇団座長
友人のワイン会で知り合った夫婦。 娘(2歳半)、愛犬小鉄(13歳)と八女市で暮らしてます。 子どもが産まれるまでは夫婦でほぼ毎日ワインを飲んでいましたが娘に生活習慣を矯正されました。
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